ブライダルリングの歴史と意味

エンゲージリングは、婚約をした際に男性から女性へ贈られる指輪の事を指し、マリッジリングは、永遠の愛を誓う証として挙式時に互いに交換し合う指輪の事を指します。ブライダルリングは一般的にはマリッジリングとも呼ばれており、現在、様々な種類のものが豊富にあります。ここでは、このマリッジリングについてご説明します。

人間が指輪を使用し始めたのは、紀元前5世紀の古代エジプト時代からと言われており、当時から貝殻や宝石が指輪に装飾されていました。エンゲージリングやマリッジリングのルーツは、古代ローマ時代と言われており、現在のように結婚指輪として最初に身に付けたのがローマ教皇のニコラウス1世です。その後、貴族を中心にこの風習が広まっていきました。11世紀以降、キリスト教が広まったのと同時に教会式で指輪交換がされるようになります。花婿には鉄製の指輪、花嫁には金の指輪が贈られ、現在へとつながっていると考えられています。日本に浸透し始めたのは、戦後1960年頃であり、伝わってからまだそれ程経っていません。

マリッジリングを左手の薬指に付ける理由では、古代ギリシアでは、左手の薬指の血管は心臓につながっていると考えられていました。心臓はハート、つまり心でもあり、相手と永遠に心が繋がっていると言う意味から、左手の薬指に身に付けられるようになりました。たとえ離れていても、左手の薬指にリングを身に付けている事で相手を近くに感じられる、心は離れていないという意味合いが生まれたのです。